「東洋医学を学ぶと、幸せになれる」
私が、研修生になりたてのときにわが師からいわれた一言です。
その時ははっきりいって意味がわかりませんでした。
しかし、研修を続けていく中で、
「東洋医学は自然(気象、人体などすべて)を観察することから生まれた医学」であり、
民族や時代などを越えて、すべてのことに共通する考え方を教えてくれる、と知りました。
情報化社会によって、様々な情報が手に入るようになった一方で、
私たちは「どれが正解なのかわからない」「情報をいっぱい知っている方が得をする」
といった、迷いの中に生きています。
東洋医学は「答えは身近な、私たちの周りの自然にある」と教えてくれます。
つまり、どんな新しい経験や情報に出会っても、
それにどう対応していけばいいかという、考え方を教えてくれるのです。
私自身、10年以上生理不順で婦人科に通い続け、
生理が全くない時期も2~3年ありました。
薬を服用しないと生理がなく、医者にも「自然妊娠は無理だろう」と
はっきり言われていました。
そんな私が、今の師である所長と出会い、東洋医学を学んだことで
薬なしでも生理が来るようになり、自然妊娠・出産もできました。
子育ての中で、「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」といった
様々なことを耳にしますが、それに振り回されずに心穏やかに子育てができるのも、
東洋医学のすばらしさを教えてもらったおかげです。
東洋医学を広めることで、みなさんが迷いなく、
心も体も健やかに過ごせるようにお手伝いできたらと思います。
はりきゅうわくり